FCPXにはさまざまな「エフェクト」が用意されていますが、今回は「エフェクト」を使わずに、クリップ全体に雰囲気を加味する方法をご紹介します。
☆YouTube動画で易しくわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
【ライトリークの追加】
木の葉の隙間から日光が漏れ出るような演出を「ライトリーク」と言い、ドラマやコマーシャルなどでもよく見かける定番の演出方法です。今回は、FCPXの「ブレンドモード」という機能を使っていきます。
まず、ライトリークの素になる映像素材を用意します。著作権フリーの素材サイトなどで「ライトリーク」または「Light Leak」と検索すると、有料・無料でさまざまな素材が見つかりますので、お好みの素材を用意してください。
ライトリーク素材をタイムライン上の一番上のレイヤーに配置します。
ライトリーク素材のクリップをタイムライン上で選択し、右上の「ビデオインスペクタ」の「合成」の項目にある「ブレンドモード」のプルダウンメニューから「スクリーン」を選択します。
※「ブレンドモード」は下のレイヤーに対してどのように色を重ね合わせるかを選択するものです。「スクリーン」は暗い部分を透明にする効果があります。「ブレンドモード」はそのほかにもたくさんの種類が選べるので、いろいろ選んで試してみると意外な効果が発見できます。
ライトリーク素材の「ブレンドモード」を「スクリーン」に設定すると、暗い部分が透明になることで下のレイヤーが透けて見えるようになり、白い部分だけが残るので、太陽光がレンズに当たって白っぽくなっているような演出になります。
白すぎる場合には、「不透明度」の設定を調整して弱めることができます。
ライトリーク以外にも、さまざまな素材にブレンドモードを適用してみると、思わぬ効果が得られて楽しいので、ぜひやってみてくださいね。
☆YouTube動画で易しくわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
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